📕日記
カラス
今日はカラス達が居ません、一昨日は目の前の木々を止まり木にしてなにやらざわついていました。カラスがざわつくと何か起こりますが、彼らは何を敏感に感じ取っているのでしょうか、不思議ですよね。実は、カラスというか鳥は素晴らしい視覚能力の持ち主だったのです。
渡り鳥は迷うことなく目的地に飛来します。数千キロにも及ぶ距離を地図もナビも無く正確に毎年同じ場所に降り立つことができます。この特殊な能力には人間には無い秘密が隠されていました。人間は、3種類の光受容錐体細胞を目のなかに持っていますが、鳥は4種類です。
人間は、赤・青・緑をブレンドして色を認識しますが、鳥はこれに紫外線がプラスされ、更に彼らは磁界も見ています。彼らには特殊な中心窩(ちゅうしんか)という機能が備わっています。これは遠くのものに焦点を当てながら近くのものを詳細にとらえることが出来る能力です。
下の画像の星を見ながら文字を読んでみてください。読めました?なかなか読めないと思うのですが、彼らはこれがクリアに認識できるというので驚きです。横に目があるのになんで真っすぐ飛べるんやこいつらという疑問はこれで解決できました。地球の磁場の異常を検知する鳥達。
人間には無い視覚、それが紫外線と磁場の可視機能です。もうここまで来るとSFチックですね。高度な飛行技術を身に付けた鳥達、進化論でいうと海から這い出てきた生き物が空を飛ぶようになり、超高感度レンズを手に入れ、地球マントル管制塔と交信をしてしまう、カラス。
この画僧の星をご覧ください(片目でも両目でも)下の文字が読めますか?読みにくいと思います。これが中心窩です。カラス達は読めちゃうらしいです。仲良くなりたいですね~カラスとw
京都アーユルヴェーダ
ルードラ・アロジアム・ジャパン
無断転用・転載禁止