📕 日記

2022-10-29 15:00:00

包装の意味

用事がてら来週の花を目の前の宮崎生花店さんで見繕っていただきました。白と黄色と緑、写真を撮ってから気が付いたのですがインド国旗と同じ配色でした。ドライフラワー用の花瓶も調達し用事を済ませてお店に入ると丁寧に包装されていました。

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いつもは目の前ですし、勿体無いという思いで包装は遠慮していたのですが、今日は綺麗に包装されています。すぐほかすし、要らないのにと思った瞬間、坂道を行き交う人々の姿が目に飛び込んできました。大切に包まれた花を見たら人はどう思うだろうか?お店の人達の心遣いが伝わるんじゃね?と

近くだから、すぐほかすから、これは自分のエゴであって相手の気持ちを無視している行為だという事にふと我に返ってしまいました。師僧の阿闍梨さんから良く言われていたのが「自分のことはどうでもいいから、信者さんのことだけ考えなさい」とお寺では『我』というものはありませんでした。

お寺の玄関に花を活ける、食事を出す、人が歩く白砂に筋が残るように毎日飾りぼうき、どれもこれも阿闍梨さんや自分たち僧侶のためではないんですね。仏道修行の基本は「施」ほどこしだと思っています。これは布施の事を意味しますが、布施は御礼ではありません。

あつかましくも日本仏教では、「無財の七布施」とか言って布施を修行者でない一般の方に押し付けていますけど、仏道修行者が行うべき最も基本的な心得にすぎないと思います。謙虚で心優しいお花屋さん。見習いたいと思います。
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京都アーユルヴェーダ
ルードラ・アロジアム・ジャパン
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