📕日記
アーユルヴェーダって何ですか?(2)
答えはとてもシンプルなものだと思います。その前に、古代インド人の宇宙観から見ていきましょう。古代インド人の想像する宇宙観というと、象の台座に亀が乗っかりその上に大地やいろんなものが乗っかっている垂直方向のイメージが強いのですが、
これは中世ヨーロッパのある国がアジア人を見下して創作した「インド人が考える宇宙観」でしかないというこです。東西交易の要所だったインド亜大陸では極めて高度な天文学が発達していたといわれています。彼等の古代インド文明では既に、
太陽系や銀河系、宇宙空間というものがイメージできていたのかもしれません。そのひとつにアーユルヴェーダの考え方があります。アーユルヴェーダとは「生命の科学」とも「生命の知識」とも云われています。
生命の科学とも云われるアーユルヴェーダは必ずしも人間だけを指していたのではないと思います。地球上のありとあらゆる生命体、地球を取り巻く宇宙全体を捉え考えていたことだと思います。アーユルヴェーダが何なのかを解き明かそうとしたら宇宙全体をイメージしないとなりません。
猛スピードで自転する地球、グルグル回転しながら太陽の周りをグルグル周回する公転。遊園地にある遠心力を利用したローターに乗っているような状態ですけど、その回転の影響を感じさせないのは地球の重力のお陰な訳ですけど、アーユルヴェーダの説明をする時にこんな譬えをします。
それは、人間がぽろっと猛スピードで回転する地球上に放り出された瞬間から生命維持は始まります。まだ細胞が若い時は地球の自転に合わせてグルグル回れますが、年輪を刻むにつれて徐々に外側に追いやられてしまい、やがて弾き飛ばされて地球上から消滅してしまいます。
自転の回転軸から遠ざかるほど様々な弊害が生まれてきます。あるものは自転の速さについていけず途中で宇宙空間に弾き飛ばされたり、またあるものはアース・ローテーションを上手く利用しながら年輪を刻んでいきます。この時利用するのが時間のローテーションの術です。
その術が生命科学とも云われるアーユルヴェーダ、古代から受け継がれてきた知識です。男性更年期突入という同心円状の外側に近づいてきたら宇宙空間に弾き飛ばされないよう絶えず体調を整えることが重要です。油断するとあっという間に弾き飛ばされてしまいます。
アーユルヴェーダって何ですか?それは生命を維持する考え方そのものです。自転・公転速度は速いです。そのエネルギーに負けないように心と体のバランスを保つことです。草花を見てください。ひとつとして同じ姿形のものはありません。ヒトも同じだと思います。
周りは関係ないと思います。自分のアーユルヴェーダは何なのか?目的はなんなのか?そのお手伝いをするのがワイですw 今日はお疲れなのに凄かったですね!!BOW SHOCKを突破してDARK MATTERの世界まで飛び込んでしまったようでしたw
京都アーユルヴェーダ
ルードラ・アロジアム・ジャパン
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